ソリッドワークス・ジャパン(株)
【デモンストレーション】 3次元CADによるモノづくり改革
ソリッドワークス・ジャパンからは、3次元データを活用した、モノづくり全体のプロセス改革に向けた提案が行われた。さらに、主要製品の位置づけや、ちょっとした工夫によるSolidWorksの使い勝手の向上策など、設計者の日常に役立つ具体的なノウハウの紹介も行った。
コミュニケーションソリューションでモノづくりの全プロセスをカバー
ソリッドワークス・ジャパン(株) 営業技術部
ソリッドワークスのソリューションは、モノづくりのプロセスを、企画段階から、設計・生産、製造/営業/サービス/保守に至るまで、トータルにカバーしている。
設計・生産プロセスでは、3次元CADのSolidWorksがデザインソリューションを提供する。アセンブリの構築手法として、トップダウン/ボトムアップの両アプローチをサポートし、アセンブリ内ですでに設計・レイアウトされた部品を参照しながら新規部品を作成・編集して、アセンブリ全体を自動的にコントロールすることができる。
企画、製造/営業/サービス/保守などの設計周辺のプロセスに対しては、コミュニケーションソリューションを提供している。インターネットを使って3次元データを圧縮する技術、手軽に見せる技術などを駆使して、社内外を問わず、複数の関係者と3次元データを共有できる環境を実現しているのである。
ナレッジ設計に向けた作り込みも容易なSolidWorks
「Windows環境では、ちょっとしたAPI(アプリケーション プログラミング インタフェース)を使うと格段に業務効率が上がるといった隠れた技術ポイントがたくさんあります。Windowsに100%準拠する3次元CADとして進化してきたSolidWorksは、Microsoftとの協調によって、こうした要素技術を随所に組み込んでいます。だからこそ、使い勝手についての評価が高いのです」と、営業技術部の梶原は明かす。
SolidWorksは、APIがすべて公開されているため、カスタマイズが容易にできるのも大きな特長である。たとえば、設計変更によってイジェクタ・ピンの長さをどんどん伸ばしていくと、ある時点で段付きのピンに自動的に変わるといった仕掛けは、マクロを組むことで容易に構築できる。あるいは、「形状を変えすぎ。これ以上伸ばしてはいけない」というアラームを発するように作り込んでおくことも可能だ。また、SolidWorksのコンフィギュレーション(バリエーション)の機能を使えば、治具設計用に単純化した形状と正しい詳細形状を1つのファイルで管理して、ダブルクリックするだけで切り替えるといったことも容易にできる。
設計・生産プロセスをカバーするデザインソリューションにおいて、SolidWorksと並んで重要な役割を果たすのが、SolidWorksのアドインツールである「PDMWorks」だ。
「設計・生産プロセスで用いるデータには、作業中のデータ、承認済みのデータ、出図してリリースしたデータ、再利用するデータなど、ライフサイクルがあります。PDMWorksは3次元データのライフサイクルをうまく管理して、スムーズな業務連鎖を支援するツールです」と梶原は言う。
このほか、ビューワーの「eDrawings」 など、3次元データと電子メールを使って効率よいコミュニケーションを実現するためのソリューションもそろっている。
「SolidWorksを設計の道具にとどめることなく、コンテンツづくりの道具、コミュニケーションの道具と考えて、3次元データの活用を加速させてください」と梶原は強調した。
